大腸カメラ
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下部消化管内視鏡(大腸カメラ)

当院では通常検査と大腸ポリープに対する日帰り手術を行っています。検査医は日本内視鏡学会認定の内視鏡専門医の資格を有しています。通常光内視鏡に加え、NBI(narrow band imaging)や拡大機能を用いることで、精密な診断を行えます。
検査までに腸をきれいにするための準備が必要になりますので準備の仕方を事前診察時にご説明いたします。検査時間は15~20分程度です。腸の緊張を抑える薬と肛門部局所麻酔のみで苦痛の少ない検査を目標としていますが、大腸検査は人によって挿入の仕方が大きく異なる場合がありますので、不安が強い場合やお腹の手術歴などがあり、挿入困難が予想される場合、また検査中に痛みが強くなった場合は静脈麻酔を行います。検査で見つかったポリープはその場で切除することが可能です。10mmを超えるポリープや内視鏡では切除できない癌などが見つかった場合は、治療可能な施設へご紹介します。
大腸カメラをしたほうがよい症状
- 検診の便潜血検査で陽性判定(2本中1本でも)
- 下血がある(便器が赤くなる、粘血便が出る等)
- 下痢が2週間以上続いている(特に発熱、腹痛、下血いずれかを伴う場合)
- 便が細くなった
- 便秘、腹満感、下腹部痛が続いている
- 食欲不振、体重減少が気になる
- 血縁の家族に大腸癌が多い
※その他、人間ドックや企業検診の一部として内視鏡検診を検討されている方のご相談もお受けしています。
詳しくはお電話にてお問い合わせください。
※検査に関しての不安な点、質問や要望は事前診察時にお伺いします。

大腸カメラ症例
大腸治療実例1 大腸ポリープ日帰り手術
50歳代 男性
主訴:便潜血陽性
S状結腸に8mm大のⅠsポリープあり、同日に内視鏡的ポリープ切除術施行。




大腸治療実例2 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
- 早期大腸癌
- 60歳台 女性 主訴:便潜血陽性
直腸 50mm大 側方発育型腫瘍(LST-G mixed type)
(院長が自院で発見し、国際医療福祉大学病院で自ら内視鏡的粘膜下層剥離術施行)



大腸症例紹介
- 進行大腸癌
- 70歳台 女性 主訴:便秘、便線狭小化
内視鏡にてS状結腸に全周性狭窄を伴うBorrman2型の進行癌あり(同日中に国際医療福祉病院外科へ紹介受診、その後腹腔鏡下手術施行された)
